ガラス

bR ガラス器

子供の頃から大好きだったガラス、どちらかと言えば薄くて繊細なクリスタルガラスよりも
ビードロと言われるもの好き・・・ビードロについてはまた後ほどに。。。

記憶に残っているガラスの初めての出会いは、ラムネの蓋のビー玉。欲しかったんですよね〜子供の頃。あのラムネの蓋のビー玉は実はビー玉ではなくA玉で不良品がB玉(ビー玉)だったんだそうです。そのB玉(ビー玉)を子供たちに売るために駄菓子やで扱い、B玉(ビー玉)がひろがっていったわけです。

A玉になれなかったんですね、B玉(ビー玉)。。。

ところでガラス文化はいつからはじまったんでしょう?

■ ガラス文化の始まり

紀元前16世紀〜紀元前5世紀頃

ガラスの器がこの世に誕生したといわれているのは紀元前16世紀頃だと言われています。

メソポタミアで、コアテクニック技法によってコアグラスが作られたのが始まりだといわれています。

コアグラス?・・・簡単に言えば、よく知られている拭きガラスではなく粘土で作った型(コア=芯)にガラスを巻き付けたのち、型を掻き出す技法のガラス器の名称です。
メソポタニアやエジプトでは吹きガラスが発明されるまではこのコア テクニック技法がポピュラーなガラス技法だったそうです。

ガラス(トンボ)玉・古代鋳造法は紀元前15世紀頃だといわれます。この技法はガラスの粉を型に詰めて焼く パート・ド・ヴェール技法と呼ばれ、型の中に溶かしたガラス 原料を流し込む鋳造という方法のひとつです。


紀元前3世紀〜紀元前1世紀頃

ローマングラスとはローマ帝国領内で作られたガラスの総称です。
・モザイク・グラス(紀元前1世紀頃)・カメオグラス(紀元前1世紀頃)・リボングラス(紀元前3世紀頃)があります。


紀元前1世紀頃

吹きガラスが誕生したのは紀元前1世紀頃フェニキア(シリア周辺)であると言われています。吹きガラスの出現によりガラス工芸に変革がおきます。
それまでの手間のかかる技法と違い、吹きガラス技法によって、ガラス製品が大量 生産されるようになり、一般に広まっていったと されています。

この吹きガラスが急速に広まることで古代メソポタミアの技法は 姿を消すことになります。


6世紀頃

カットグラスとは、ササン朝のペルシャで厚手の型吹きガラスをカットする技術が生まれました。ペルシャングラスとかササングラスと呼ばれてます。
8世紀には日本に伝わり、正倉院の倉に白瑠璃碗が収められました。カットグラスの片はが沖の島の遺跡からも出土しています。


12世紀〜16世紀

・ヨーロッパ中世には、華麗なエナメル絵付けの イスラムグラス(12世紀頃)・脚部(ステム)に竜の装飾をしたものをドラゴン ステム、蛇の装飾をしたものをサーバントステムと呼ばれ、16世紀頃にヴェネチアで出現しています。

レースグラスもヴェネチアで16世紀に出現しています。ヴェネチアン・グラスの代表的なテクニックがレースグラス。吹きガラスの技法を用い透明なガラス生地に細い乳白色の色ガラスが埋め込まれて文様を作ります。

ミルクグラス(14世紀頃)はヴェネチアで、不透明な白色グラスが作成されます。

グラヴュール(16世紀頃)は、銅製のグラインダーでガラス器に彫刻を施す技法のことです。


18世紀〜19世紀

アメリカで本格的なガラス製造がアメリカ移民と供に急速に発展を遂げていきました。当時は窓ガラスや日常器類、瓶などが主です。

プレスグラス(19世紀)とはガラス種を金属の型に挟んで成型する技法で、大量生産手段として開発されたのがアメリカの プレスグラスです。


19世紀

アール・ヌーボーとは被せガラスのことで、色の異なるガラスを二層以上に重ねたガラスのことです。
・アール・ヌーボーの作家といえば、エミール・ガレを真っ先に思い浮かびます。

パート・ド・ヴェール技法は19世紀にフランスの陶工アンリ・クロ(1840〜1907) が始めました。

ルイス・コンフォート・ティファニー(19世紀)は、アメリカを代表するアール・ヌーヴォーのガラス作家です。

オパールセント・グラス(ラリック)(19世紀)は、アール・デコを代表するガラス作家であるルネ・ラリックは、宝石デザイナーとしても有名。

エッチング(モーリス・マリノ)(20世紀)は、画家 からガラスに転じた作家。




ベネチアガラス(イタリア)



ボヘミアンペアカップ




ボヘミアデザインガラス・興石


■ ここでは、現代のロングセラーガラス器の人気ブランドをセレクトしてみます。

  ・バカラ
  ・マイセン
  ・イッタラ
  ・HOYAクリスタル

2006年07月21日 10:27